小説家志望だった俺が夢をネタに100モナ目指すスレ
1 :ななしのえかき四段教士:2018/07/29 17:16:23 (6年前) 0.01MONA/1人
小説家に憧れた頃もある。だが書き上げたことはねえ!
全部夢が元ネタなんで、伝わりにくいところもあるかもしれない。
そういう時はバンバン言ってくれ。
感想待ってるぜ!
2 :ななしのえかき四段教士:2018/07/29 17:24:28 (6年前) 0MONA/0人
まさかのゲームブックの書き溜めから初めていこうか
幼少の頃より王城で過酷な訓練を受けてきたきみは、若くして屈強な肉体を得、また王城での護衛役という確かな地位も手に入れた。そして、もう一つ持っているものがあった。それは、『死んでもまたやり直せるちから』。
きみはその特別なちからを使って、この先の人生を歩んでいく。
これはいつも通りの風景だった。王城内を巡回するきみの耳に、よからぬ『噂』が飛び込んできた。この頃、幼い頃からの悪癖が強く出ている王子は、またもやきみの預かり知らぬところでなにかをやらかしたようだ。聞いた話では、『なにかを壊した』んだとか、『城下の民に喧嘩を売った』んだとか。よくない話であることは確かだ。
ちょうどきみが王城入り口付近にある大広間に辿り着いた時だった。不機嫌そうな顔をした王子が現れては、きみをちらりと盗み見て、謁見の間に消えていった。すぐに中から普段と違った怒気のこもった父王の声が聞こえると、謁見の間の前にいる双子の近衛が居心地の悪そうな顔を浮かべた。怒気は徐々にその語尾を弱め、しばらくして王子が部屋から出てきた。
王子は今度はきみには目もくれずに、双子の近衛の弟<ピアサ>につかつかと近づいた。王子はピアサに、八つ当たりを始めたようだ。
きみは王子に声をかけるか、かけないか。
1,王子の言動を咎めず、声をかけない。
2,王子の言動を咎め、声をかける。
3 :ななしのえかき四段教士:2018/07/29 17:38:27 (6年前) 0MONA/0人
んー、これは登場人物紹介入れた方がいいかな。
4 :ななしのえかき四段教士:2018/07/29 17:39:46 (6年前) 0MONA/0人
主人公(きみ)
王子の護衛。幼少のみぎりより訓練を受けた屈強な兵士。結構若い。
ある時死んでしまったが、死ぬと巻き戻ることに気付いた。巻き戻りの地点はほぼ一定だが、たまに更に巻き戻ることもある。
初期の頃は少量の出血でも死にやすかったが、死ぬたびに死ににくくなっており……。
自死の訓練はしていない。人殺しに抵抗なし。
黒髪黒目。
王子
10代後半。性格自体は悪くないが、その場の勢いや怒りに任せて暴言を吐く悪癖がある。実は毎回あとで盛大に後悔している。
白金髪。
5 :ななしのえかき四段教士:2018/07/29 17:39:59 (6年前) 0MONA/0人
国王
短気な王子を心配し、叱責する王。老齢、立派な髭。
ピアサ
近衛弟。国王の部屋の前の兵士。ピアソの弟。二卵性双生児。
ピアソが王城を希望したためになんとなくついてきた。最近は王子の怒りをぶつけられることが多く、自らの選択をやや悔いている。また、兄に対しても煮え切らない様子。
実は王子よりも短気だが、どちらかといえば無口で表にはあまり出さない。
ピアソに比べて人を傷つけることに抵抗があり、また実行後もそのことをひきずりやすい。
ピアソ
近衛兄。国王の部屋の前の兵士。ピアサの兄。二卵性双生児。
元々王城で働くことを希望し夢を叶えた。ピアサがついてきたことでストレスを溜めていることを心配している。
冷静で思いやりもあり、人望がある。人を傷つけることに対しては、誰かを守るためとかなり割り切っており、抵抗はほとんどない。天職についたとは思っているが、弟が心配すぎて自信喪失気味。
6 :ななしのえかき四段教士:2018/07/29 18:06:48 (6年前) 0MONA/0人
>>3
1,
きみは王子の言動を咎めずに双子に声をかけた。きみに見捨てられたと感じ、自暴自棄に陥った王子はのちの戦乱で真っ先に死亡した。
BAD END1『こんなにも早く』
============================
2,
きみは王子の言動を咎めた。王子はきみを不快そうに一瞥すると、自室の方へと歩いていった。その後ろ姿を見送ったピアサは、苛立ちもあらわに持ち場を離れようとする。きみはピアサを呼び止めた。
きみはピアサに、王子のいつもの振る舞いを寛容し持ち場に戻るよう求めた。ピアサはさも怒り心頭と言った様子で、きみと兄を振り切って、王城を出て行った。
7 :ななしのえかき四段教士:2018/07/30 14:03:18 (6年前) 0MONA/0人
驚くべきことにもう書き溜めがありませんがガンガンいきます
>>6
双子の兄、ピアソは弟を呼び止め王城から走り出た。
「ピアサ、待たないか」
それで尚歩みを止めないピアサの肩を掴んで、兄は弟と向き合った。
「王子の……狼藉は今に始まったことじゃないだろう。それに、俺たちは王子付な訳でもない。そんなに気にするなよ」
ピアソは兄の手を振り払うと、遠くを見たように言った。
「兄貴はそれでいいのかよ。あんなやつのことまで、俺たちは命をかけて守らなきゃいけないなんて、おかしいだろ」
しばらく黙ったピアサは、目を伏せ静かに口を開いた。
「俺が忠誠を誓ったのは陛下だ。だけど」
「陛下の大事な人も、この国の大事な人も、俺は守る」
しっかりとまなこに刺したまなざしに、ピアソは思わず目を逸した。
8 :ななしのえかき四段教士:2018/07/31 18:00:29 (6年前) 0MONA/0人
二人はしばらくの間膠着状態にあった。弾かれたように動き出すピアソにきみは声をかけようとする。
1,「いい加減大人になれ」と声をかける。
2,「またあとで話し合おう」と声をかける。
3,「それでも一人前の男か」と声をかける。
9 :ななしのえかき四段教士:2018/08/02 17:10:02 (6年前) 0MONA/0人
1,
きみはピアソに声をかけた。
「いい加減大人になれ」
ピアソはきみを一瞥すると、吐き捨てるように言った。
「大人になれねえのはあの王子様だろうが。俺に責任転嫁するな!」
「……ピアソ、殿下がどうこうじゃない。お前の立場を思って言ってるんだ」
「うるさい」
ピアソは勤務を放棄し城内から立ち去った……。
10 :ななしのえかき四段教士:2018/08/05 22:56:37 (6年前) 0MONA/0人
ゲームブック風ほど見切り発車が向いていない作品はないことを痛感していますが力技でもなんでもとりあえず完結させます。
それとなんとか肉付けしてノベルゲームコンテストの方に参加しようかと。
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ちょうどこの頃、近衛の双子兵の交代要員がやってきて、ピアソは引き継ぎを済ませ弟の跡を追った。これから待つ運命も知らずに。
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